為替相場とは②
こんにちわ。
『為替相場とは①』から引続き
為替相場を変動させる要因を
紹介?探って?いこうと思います。
一般にFXと言われる投資。
FXとはレバレッジを使うことで
元手の数倍~10倍近い取引が可能です。
極端な話10万円用意すれば
100万円の取引が出来るよ。
10万円で5%の利益を上げていた
と言う人はレバレッジを使って
10倍の取引をしていれば
100万円の5%
5000円の利益が5万円の利益を
産み出したよという事になります。
レバレッジは良い事ばかりではなく
当然マイナス面も持ち合わせます。
そう、損した時のダメージも
レバレッジ分負うという事です。
3000円の損で済んだのが
3万円の損になる。なんてことは
レバレッジを使ってる人なら
割とよくある話かもしれません。
この外国為替証拠金取引も
一人の人間がやっている分には
為替相場を動かす力には
なり得ないと思われます。
多くの人や資金がFXに流れている今日。
このFXで売買される通貨量は
あなどれないものがあります。
よってFXで通貨が売買されることも
為替相場を左右し
投機的取引と呼ばれます。
(参照:外為どっとコム)
4.為替介入
為替介入と言う言葉
耳にしたことが
あるのではないでしょうか。
と言うのもちょっと前の
1ドル=80円台だった時代
またごく最近の
1ドル=140円台だった時代
この時に政府・日銀が
円高だった時は円を売る形で。
円安だった時は円を買う形で。
それぞれ違うスタンスでしたが
大規模な為替介入を行いました。
本来、モノの価格
これには通貨の価格も
当然含まれて来るのですが
この市場の原理に反した行動ですね。
(正式名称を『外国為替平衡操作』
と読んだりします)
(参照:日本銀行)
市場に反する行動を
なぜ国の機関が行うのかと言うと
為替相場には政府(日銀)が好ましいと
考えている価格帯が存在します。
これは極端に一方向によると
輸入業者・輸出業者などに
大きな損害を与え経済に好ましくない
ダメージを与えるからですね。
例えば、昨今の食料品の高騰も
円安が進行して輸入(原料)品の価格が
高くなっちゃった。
だから、製品の値段に転嫁することで
企業は利益を確保してるわけです。
なので、政府はこういった事態に
陥らないでも済むように
極端な円安、極端な円高
為替相場の急騰・急落時には
円の売買を行い為替介入します。
為替相場は先が読めるのか。
為替相場の先が読めるのか。
という疑問は良くある疑問の1つ。
例えば円高が進行しているときに
ドルをガッサーと買って
海外旅行へ行き。
散々遊んで帰ってきた後に
余ったドルを円に戻す時
物凄い円安だったら
得した気分になりますよね。
例え
1ドル=10円の時に1万ドル用意
この時、用意した円貨は10万円。
旅行で8万ドル浪費してきたけど
日本に帰ってきたら
1ドル=150円だった。
手元に2万ドルを円に換えました。
30万円に代わりました。
旅行に行ったけど手元には
差し引き20万円プラスの形で
残りました。
こんな事はほぼ有りえませんが
円安と円高がどのタイミングで
どれぐらい変動するか分かれば
利益をボコボコ生み出せます。
なので為替相場の先は読めるか。
という議論は投資家などの
永遠のテーマなのですが
今まで挙げてきた4つの
為替相場を左右する要因。
現実はかなり複雑に入り込んでいます。
ドルと円だけで話をしてきましたが
実際はドル=円=ユーロなど
多くの通貨が存在しそれぞれに
前述の4要因が絡んできます。
浅学の私見で申し訳ないですが
為替相場の
先を見通すことはできない。
これが私の結論です。
まとめ。
為替相場とは需給で決まる。
需給はどのような要因で生まれるか?
1.経常取引
2.資本取引
3.投機的取引
4.為替介入
相場の先を読めるか?
為替相場の先は読めない。