ルナ・ツーのお金の勉強メモ

お金の勉強をしつつ私生活の事も書いて行きます。

株式投資 第3弾 ~信用取引とは~

今日は暑かったですね。

危険なレベルでの暑さだった

なんて場所もあるそうです。

 

ちなみに株式市場でも

取引の加熱具合等と表現される

盛んに取引される銘柄が

あったりするそうです。

 

さて、今回は株取引における

信用取引について

勉強していきたいと思います。

 

 

 

信用取引

信用取引とは

手元のお金を担保にしたり

持ってる株を担保にして

証券会社に預けることで

実際に持ってる現金以上の

取引をさせてもらう取引

一般には指します。

(参照:楽天証券)

 

この信用取引には

信用買い」と呼ばれる

株を買って値段が上がったら

株を売り利益を出す方法。

カラ売り」と呼ばれる

証券会社等が保有している株を

売った後に、

売った株の価値が安くなった

所で買い直して利益を出す方法。

この2つがあります。

 

空売りはもうちょっと

詳しく説明していきますね。

 

友人から最新の

ゼが付くゲームを借りました。

 

このゲームを即行売りました。

(ヒドイやつですね)

最新ゲームを販売翌日ぐらいに

売ったので5500円で売れました。

 

手元には5500円あります。

 

月日は流れ、友人から

「ゼの付くゲームだけど

    そろそろ返して」

と言われました。

 

ゲームショップに行って

ゼの付くゲームを買いました。

 

月日がたっていたので

3980円で買えました。

 

友人に「今までありがとう」と

ゼの付くゲームを返却しました。

 

手元には1520円残っています。

 

ハイ!これがざっくりと

空売りの仕組みです。

友人に返して!と言われたときに

6000円とかで売ってた場合

500円の損をします。

例では売った時よりも

値段が下がってたから

1520円の利益が出ています

 

現物取引と呼ばれる

現金で「買い」からしかトレードを

始められない場合と違い

「売り」からトレードを

始めることができるのが

信用取引空売り)です。

 

どの様な場面で

利用されるかと言うと

この株、明らかに高いな!?

といった場合に売りから入って

安くなった際に買い戻して

利益を出すといった具合に

用いられる取引方法です。

 

 

 

保証金率

信用取引には保証金維持率とか

保証金率と呼ばれるものが

証券会社ごとに設定されています。

(参照:マネックス証券)

 

この保証金率を下回った場合。

一定の日にち以内に

基準の保証金率を回復させないと

買いでも売りでも持っている株は

強制決済させてもらいます!

と言うものです。

 

FX(外国為替証拠金取引)の際に

勉強したレバレッジと同じ感じ

ものだと思えば大体あってます。

 

例えば、保証金維持率20%は

保ってくださいね。という証券会社で

信用取引を始めたとします。

 

手元に100万円あった場合

この証券会社では500万までの

取引が可能となります。

(100÷500=0.2 で 20%)

但し500万マックスで

買いで入ったりすると

ちょっとでも値段が下がった場合

いきなり保証金維持率を下回ります。

(売り買いが逆のケースも同様)

 

 

 

追 証

保証金維持率を下回った場合

証券会社から

突き付けられる条件は

保有する株を売る。

②維持率を回復するだけの

 現金を用意する。

これらが挙げられます。

 

上がると思ったんだけど

まぁ、ダメかな。

(強制)決済しちゃって。

と①の場合だったら

話はそこまでですが・・・。

 

いやいや、この株はね?

今は一時的に下げてるだけ。

もう少ししたら値上がりするから。

もうちょっと待ってよ!

と言う場合には

②を選択することになります。

 

この追加で証券会社の口座に入れる

お金のことを追加保証金

追証」(おいしょう)と呼んでいます。

(参照:松井証券)

 

追加保証金とか

響きはカッコイイけど

トレードが下手なだけって

解釈もできるから

こんな事態にならないのが

一番なんですけどね。

 

追証で気を付けるべき点

一旦、保証金維持率を割ったけど

翌日値上がりして

維持率を回復した場合。

一度発生した追証

自然に解消することがない

と言う点。

証券会社によって取り扱いが

違うかもしれませんので

信用取引をする前に

しっかり確認をしておく

必要があると言えます。

 

 

 

最後に。

信用取引

手持ち資金の約3倍の

取引を可能にしてくれる

便利なシステムです。

「買い」だけでなく

「売り」からも始められる

現物取引にない強みもあります。

 

しかし

買いは家まで。

売りは命まで。

と言われるのが信用取引です。

活用する際は

くれぐれも慎重に!