ルナ・ツーのお金の勉強メモ

お金の勉強をしつつ私生活の事も書いて行きます。

債務上限問題って何だったのか?

本日は雨天なり。

雨天も雨天

大豪雨でした。

 

身に危険が及ばない様に

皆様も早めの退避。帰宅。

取れる手段は

取っていきましょう。

 

事が起こってしまっては

もう遅いって言う点は

投資と同じです。

 

さて、昨今賑わせていた

アメリカの債務上限問題。

ようやく一段落

といった感じですね。

 

ただ「一段落」なだけで

『完全解決』ではない

この点に注意が必要

になりそうですが。

 

 

 

債務上限問題

アメリカでは

財務規律を守るために

政府が発行できる

国債の上限額が

決められています

 

自由の国アメリカ。

だからと言って

無限に借金ができる

という訳じゃないんです。

 

金融がしっかり

している国は

やっぱり違いますね。

 

日本の場合

じゃんじゃん借金して

累積赤字が大変なことに

なっていますから。

 

まぁ・・・

金融が

しっかりした国は

そもそも

借金なんかしない!

と言われたら

それまでですが。

 

アメリカでは

借金してもいいよ!

と言われる上限が

『債務上限』と

言われています。

 

そのアメリカも実は

バンバン借金していて

大変なことになってます。

(参照:日経新聞)

物凄い借金の山。

債務超過

日本だけの問題

じゃなかったんですね。

 

借金できる上限を

引き上げる為に

米国は議会の承認が

必要となります。

もし議会が承認しなければ

 

お金が無い!

 

何かを

止めなければいけない

すなわち政府機関。

日本で言えば・・・

裁判所とか?

12省庁を始め

不要不急なモノから

閉鎖されていくことに

なるんでしょうね。

 

アメリカは

世界の基軸通貨

ドルを持つ

経済大国です。

 

対露、対中の

体面からも

議会が反対したから

債務不履行に陥りました。

などとは言えない国。

 

バイデン大統領は

議会の合意を

取り付けるべく

努力せざるを得ません。

 

 

 

頻発する問題

米国は経済成長と共に

歳出規模も

膨らんできました。

 

そしてある時を境に

債務が上限に到達。

 

もし大統領の出自と

議会の最大勢力が同じなら

さほど問題には

ならなかったのでしょうが

 

民主党の大統領

議会では共和党が強い

 

この様にねじれた状態

起こっている場合。

自分たちの政策を

通すべく野党が

債務上限引き上げに

反対するというケースが

頻発しています。

 

選挙で数の上では

勝てなかったけれど

債務不履行(デフォルト)を

盾に取って

自分たちの政策。

やりたいことを通そう!

という事ですね。

 

どう言う事か。

債務不履行(デフォルト)が

起こればアメリカ経済は

混乱必至。

 

世界の経済は

ほぼアメリカを中心に

回っていますので

世界中も

大混乱になるでしょう。

 

この経済大混乱と

引き換えに

米国・野党は

自分たちの主張を

認めさせようと

しているわけです。

 

 

 

どうなった?

アメリカの債務上限問題。

これは結果的に

どうなったか。

 

連邦議会の上院でも

可決され懸念されていた

債務不履行

回避されました!

 

これで世界は

経済大混乱から

救われたと言える

でしょう。

 

一時的には。。。

 

そう、一時的なのです。

法案の内容を見ると

連邦政府の歳出を

今後2年間。

削減することなどを

条件に

2025年1月まで

上限を停止する。

これが今回通った内容。

 

つまり!

米国政府が

いままで通り

ジャブジャブお金を

使っていたら

 

2025年1月に

もう一度

債務上限問題が

起こるよ!

という事です。

 

筆者の見立てでは

2025年1月に

債務上限問題は

もう一度起きます

 

そして今回同様

出来レース

大統領vs野党で

見せてくれることに

なるのでしょう。

 

人によっては

債務上限問題を

『プロレス』なんて

言っている人も

いますからね。

 

野党議員も

デフォルトにはできない

から必ず折れる。

どこで折れるか

それは解らないけど

リミットまでには

必ず折れる

結局、大統領側が勝つ。

 

もしデフォルトにしたら

『野党のせいだ!』

と大統領は

きっと叫びますからね。

 

 

 

ま と め

債務上限問題は

米国が借金できる

上限額まで

借金を重ねて起きた問題。

2025年1月。

再発します

 

そして、今回同様の

玉虫色の回答でやり過ごし

定期的にこの問題で

米国経済は揺れます。

その都度

株価は下がるでしょう

 

でも、出来レース

株価が下がっても

この争いが終われば

値は戻ってくるでしょう。

 

絶好の仕込み場

なるのかもしれません。

 

投資は自己責任。

買っても負けても

全部一人で総取りです。