平均年収と生涯年収
日本の平均年収とか生涯年収。
資産運用を始めると
大体どれぐらいなんだろう？
と気になる方は多いハズ。
専業トレーダーの方は
その収益がマチマチですが
一般に普通と言われる
サラリーマンとして生きた場合。
そして、大学ぐらい出ておけ！
と言われる現在。
卒業から引退までで
どれぐらい稼げるかを
調べてみました。
日本で労働者は
幸せになれるのか。
キニナリマス。
平均年収
日本における平均年収。
一番稼いでる人からそうでない人まで
足して数で割ると言う平均値。
そして中央値を調べます。
日本で働く正社員の年収平均値は
４０３万円
(参照：転職・求人doda)
年代によって上下しますが
この数値は全年齢・男女混合で
産出されています。
正直『こんなに高くないよ！』
と言う人が多いと思います。
参考にした転職支援の会社。
ここが年代別に平均値を
出してくれてますが
恐らくこの年代別平均値を見ても
『いやいや、そんなにない』
と思う方が多いハズ。
と言うのも平均値とは
一人めちゃくちゃエリートが居たら
それだけで平均ってあがるんです。
例えば、ウォーレンバフェット。
彼が離婚することは無いでしょうが
未婚男性の平均資産という項目が
あった場合。
バフェットが離婚するだけで
(バフェットが未婚になるだけで)
この平均資産は爆発的に上がります。
なので、より近い数字になるのは
中央値ではないかと言われます。
では全年齢における
中央値はどのぐらいか。
３５０万円
(参照：転職・求人doda)
と言われています。
どうでしょう。
実際の数字に近づいたのでは
ないでしょうか。
因みに
２０代男女が３１０万ー３００万
３０代男女が４００万ー３５０万
４０代男女が４５０万ー３５０万
５０代男女が５００万ー３６０万
女性の給料(中央値)の上昇率が
悪いのが目につきますね。
平均値が４０３万
中央値が３５０万
これが日本の正社員の
平均年収です。
正社員という括りがミソですよね。
非正規、派遣労働者は含まれない。
非正規や派遣を含むと
もっと数字が減るのかも
しれませんね。
数字のマジック。統計のマジック。
生涯年収
それでは生涯年収はいくらでしょうか。
生涯年収とは一生の間に
どれだけ稼ぐことが出来るか。
これを意味するわけですが・・・。
卒業後フルタイムの正社員を続け
６０歳までの生涯賃金のデータが
（退職金を含めない）
三菱UFJニコスのサイトで
紹介されています。
このサイトも
元にしている様です。
これらのデータによると
大卒男性が２億７０００万
大卒女性は２億２０００万
と算出している様です。
（参照：三菱UFJニコス）
平均値だけでの話。
さて、今まで2つの数字を
提示してきました。
それもこれも
以下の事が事実か知りたい。
確認したいため。
平均年収は４０３万円
生涯年収は2億７０００万円
これが把握できた数字。
そして次に、大学を卒業して
引退まで働いたとして・・・
６５(定年)－２２(大卒)＝４３
４３年仕事ができるという事が
わかりました。
キリよく４５年稼働できる
としましょう。
４５年ｘ４０３万
＝１億８１３５万
男性でも女性でも生涯年収に
圧倒的に届きません。
退職金を２０００万としても２億弱。
どうすると生涯年収に
届く数字になるのでしょうね。
私がこのことから思ったのは
普通にサラリーマンをやっているだけじゃ
幸せになることはできない。
(生涯年収に届かない)
という事です。
日本は高齢社会を迎え
防衛費も増やす
子供への税金も増やす
震災が来るたびに特別税を課す
という税金だらけの世の中。
税金は財源ではなく
インフレの加速を抑える為
と学校で習った気がしますが
日本は全く違うことをしてますよね。
景気が悪くても課税する。
これで景気が浮揚すると考えるのが
本当にわけがわからない。
そんな世の中で
幸せ(平均生涯年収)を掴むなら
自分で『もう一つの稼ぎ口』の様な
お金を産み出す機械を作らないと
老後の悠々自適な生活など
存在しない！
働いて働いて働いて死ぬ
ただそれだけの人生になりそう。
しかも、５公５民と揶揄される日本。
日本の為に働いて死にました。
それだけの人生でした。
なんてコトになりそう
それだけはやだなぁ。
と私は思うのでした。
