ルナ・ツーのお金の勉強メモ

お金の勉強をしつつ私生活の事も書いて行きます。

バフェット銘柄って何?

バフェット銘柄という言葉を

聞いたことがある人も

いるんじゃないでしょうか。

 

ウォーレン・バフェットが買っている

株の銘柄群が『バフェット銘柄』と呼ばれることが

株式投資の世界では良くあります。

厳密には、バフェット本人が買っている株。

というよりも、彼の率いる投資会社

バークシャーハサウェイが買い集めている

銘柄群を指すことが多いようです。

(参照:Kabutan

 

さて、なぜバフェット銘柄は注目されるのか。

一般に投資会社、機関投資家などと

呼ばれたりもしますが

空売りをがんがん入れる機関投資家

(値段が下がると利益が出るから巨大資本で

強引に値段を下げる、チャートを崩す)

利益が出た所で即売り抜ける機関投資家

(100円の1%は1円だけど100億の1%は1億)

これらは個人投資家や企業には嫌われます。

実際に、一昔前にハゲ鷹などと呼ばれましたね。

 

しかし、このバフェット率いる

バークシャーハサウェイは

短期での売り抜けは目標に置いていなくて

比較的長期で保有し投資対象の企業と共に

Win-Winの関係を構築しようとする点で

他の機関投資家と大きな違いだと言われています。

また実際に大きなリターンを産んでいるのも

他の投資家が注目する理由と言えるでしょう。

 

素人が株の運用を上手く行いたい場合。

やはり上手い投資家を手本とするのがベター

それならば、投資の神様と言われる

(バフェットの生涯利回りは20%以上)

彼のマネするのが定石と言えるでしょう。

 

ただ、彼は基本的に

アメリカ株を中心にしている点。

投資の規模が違いすぎる点。

同じ株を買ったとしても

購入単価が違う点などから

同じ株を買ったとしても

同じような利益を出せるとは限りません。

なのでマネをするとしたら

どんな株を買う対象とみるか

彼の考え方をマネするのが良いと思います。

 

1.自分が理解できる株を買う。

まず、対象となる企業が何をしているか。

そしてどうやって利益を上げているか。

これを自分が理解できる株を『買う』

と彼は言っています。

証券会社などが「仕組み債」と言う債権を

売りつけてきて買ったは良いが

ノックイン?ノックアウト?して損がでて

マイナスのまま終了。

場合によっては訴訟にまで発展しています。

理解のできないものは買わない。

理解できるものだけを買う。

これは重要な要素になると言えるでしょう。

 

2.割安の株を買う。

例えどれだけ魅力的な企業の株だったとしても

割高の株は買わないと彼は言っています。

 

まぁ、普通に

株価が上がった時に売って利益をだしたいよ!

と考えるなら解りやすいはず。

割高とされる時に買ったとしても

利益を出せる可能性は低くなりますもんね。

バフェットは『買う条件』と言いながらも

案外普通の事を言っているだけにも思えます。

ちなみにその株が割安か割高かは

PBRやPERと呼ばれる指標が一般的です。

 

PER=1株当たりの利益

PBR=1株当たりの純資産

 

3.長期保有

買った株は長期で保有する。

株に限った話ではないですが

S&P500やダウ指数に連動するファンドでも

長い目で見ると右肩上がりに成長しています。

資本主義経済が続いていく限り

株式会社は存続するでしょうし

各株式会社は今日より明日の方が

良いサービス良い商品を提供し

自社の業績を上げようとするので

長期で見ると右肩上がりになると言われます。

リーマンショックやコロナショック等

一時的に大きく株価や指数が

下がることもありますが

その後は順調に値を戻し

ショック前の価格を更新しています。

 

以上が、彼(彼等)が株を買う際に

考慮する事柄だと言われます。

1.自分が理解できて

2.割安な株を

3.長期で保有する

実際に株を買う時に

これら3点を考慮に入れると

ひょっとしたら負ける(損をする)事が

少なくなるかもしれませんね。

 

バフェット銘柄は

企業とWin-Winの関係を築こうとし

個人投資家にも考えさせる銘柄として

注目をされているのではないかと

私は思います。